SCP-0001-GS
遺影が置かれればもくは死ぬからだ
オブジェクトクラス:EuclidKeter
特別収容プロトコル:SCP-0001-GSの収容には失敗しています。再び確保に成功した場合、██の10×10×10mの暗室に収容してください。
説明:SCP-0001-GSは東京都██区で2015年6月13日、はじめて確認されました。黒い帯の遺影とよく似た形をしており、それには人の顔が映し出されます。
SCP-0001-GSは半径5m以内の人間の顔をランダムに映し出します。少なくとも、自分の顔が映し出されたSCP-0001-GSを目視した人間は死亡が確認されています。
2016年5月13日、神奈川県██町。確認された30分後消滅。
2019年9月13日、兵庫県██市。確保を試行したDクラス職員死亡。
2022年5月13日、埼玉県██市。SCP-0001-GS消滅。クラスKeterに変更。
2023年1月13日、岐阜県██市。再びSCP-0001-GSを確保。特別収容プロトコルに従い収容。
SCP-0001-GSは半径5m以内にヒトが存在しない時、アラビア数字を映すことが分かっています。数字の意味は定かではありません。2023年10月12日現在、2,3,5,7の4つの数字が証言により分かっています。
補遺1:
2023年10月13日 [インタビュー記録████-GS] <ログ記録> 2023/10/13 16:12 ██博士:SCP-0001-GSの状態はどうだ? ███研究員:何も起こっていません。今まで通りですよ。 ██博士:今日は13日だ。気を付けろよ。 ███研究員:はい。 (1時間ほどログ記録なし) 2023/10/13 17:21 ███研究員:██博士、少しこちらに。 ██博士:どうした。 ███研究員:今しがた状態を確認するため暗室の電気を付けたんです。 ██博士:そうか。状態は? ███研究員:あれ...██博士の顔ではありませんか? ███研究員:っ...! 2023/10/13 18:00 <記録終了>
補遺2:
<モニター記録> 2023/10/13 17:20 電気が付く。状態に異常なし。 2023/10/13 17:21 ██博士の顔がSCP-0001-GSに映し出される。 2023/10/13 17:21 ██博士倒れる。███研究員が異変に気付く。 2023/10/13 17:23 ███研究員がモニターを見る。███研究員の顔が映し出されている。 2023/10/13 17:25 ███研究員がナイフを取り出し、██博士を刺す。 2023/10/13 17:27 ███研究員が破壊ボタンを押す。 2023/10/13 17:30 クラスE職員が駆けつける。███研究員が彼を殴る。 2023/10/13 17:34 SCP-0001-GSに数字"0"が映し出される。 2023/10/13 17:45 SCP-0001-GSが消滅する。 2023/10/13 18:00 閃光に包まれた後、記録が終了する。
追記:2023年10月13日、██収容室で爆発が起こり、██博士以下1人の研究員が行方不明になっています。SCP-0001-GSは2024年8月11日現在、再び確認されていません。