「SCP-0007-GS/5:説明」の版間の差分

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(ページの作成:「 本当にこのファイルにアクセスしてもよろしいですか? >はい アクセス完了 '''説明:''' 我々はSCP-0007-GSを報告書に書くべきか迷いました。しかし、亡くなった██博士の手記に従い、この報告書を形式上残すことを義務付けました。 SCP-0007-GSは情報量であり、エントロピーであり、平衡とされています。SCP-0007-GSは場所に…」)
 
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SCP-0007-GSは情報量であり、エントロピーであり、平衡とされています。SCP-0007-GSは場所によりいろいろな扱われ方をされていますが、概ね増加しており、不可逆であるという見方が一般的です。
SCP-0007-GSは情報量であり、エントロピーであり、平衡とされています。SCP-0007-GSは場所によりいろいろな扱われ方をされていますが、概ね増加しており、不可逆であるという見方が一般的です。


SCP-0007-GSは物理的には、乱雑さを表すものとして使われます。例えば水は氷よりSCP-0007-GSを多く含んでいます。SCP-0007-GSは増加し続けています。SCP-0007-GSの増加に伴い、熱エネルギーを完全に別のエネルギーに変換することができなくなります。これは"エントロピー増大則"と呼ばれていました。SCP-0007-GSが最大まで増加すると――エネルギーは全て均一となります。絶対零度、全てのものは不動となります。


SCP-0007-GSは増え続けています。情報量は既に限界を突破し、我々には処理できないレベルのエントロピーが飛び交っています。


SCP-0007-GSは物理的には、乱雑さを表すものとして使われます。例えば水は氷よりSCP-0007-GSを多く含んでいます。SCP-0007-GSの増加に伴い、熱エネルギーを完全に別のエネルギーに変換することができなくなります。これは"エントロピー増大則"と呼ばれていました。SCP-0007-GS――すなわちエントロピー――が増加すればするほど、熱エネルギーは減っていきます。SCP-0007-GSが最大まで増加すると――エネルギーは全て均一となります。絶対零度、全てのものは不動となります。(熱的死)




SCP-0007-GSが限界まで達した時、全ては沈黙と化します。
SCP-0007-GSが限界まで達した時、全ては沈黙と化します。

2024年8月12日 (月) 23:29時点における最新版

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説明:

我々はSCP-0007-GSを報告書に書くべきか迷いました。しかし、亡くなった██博士の手記に従い、この報告書を形式上残すことを義務付けました。



SCP-0007-GSは情報量であり、エントロピーであり、平衡とされています。SCP-0007-GSは場所によりいろいろな扱われ方をされていますが、概ね増加しており、不可逆であるという見方が一般的です。


SCP-0007-GSは増え続けています。情報量は既に限界を突破し、我々には処理できないレベルのエントロピーが飛び交っています。

SCP-0007-GSは物理的には、乱雑さを表すものとして使われます。例えば水は氷よりSCP-0007-GSを多く含んでいます。SCP-0007-GSの増加に伴い、熱エネルギーを完全に別のエネルギーに変換することができなくなります。これは"エントロピー増大則"と呼ばれていました。SCP-0007-GS――すなわちエントロピー――が増加すればするほど、熱エネルギーは減っていきます。SCP-0007-GSが最大まで増加すると――エネルギーは全て均一となります。絶対零度、全てのものは不動となります。(熱的死)


SCP-0007-GSが限界まで達した時、全ては沈黙と化します。