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<poem>「エンダーパールは卵を投げる感じで投擲します。正面と横方から私が投擲するのをよく見ておいてください。」 | <poem>「エンダーパールは卵を投げる感じで投擲します。正面と横方から私が投擲するのをよく見ておいてください。」 | ||
moku21はエンパ死学初日ということで張り切っていたが、いきなり出鼻を挫かれてしまった。 | moku21はエンパ死学初日ということで張り切っていたが、いきなり出鼻を挫かれてしまった。 | ||
最前列で堂々と凍っている生徒がいて解凍をしようとしたがそれ以上に目を引く生徒がいた。後方窓際に座る生徒2人は左で頬杖をつき徐に雑談で行われている遺影RTAに夢中になっている。また、一人は右手で時報のための時計を準備してもう一人は足を組んで左足のみでカウントゲームをしている。 | 最前列で堂々と凍っている生徒がいて解凍をしようとしたがそれ以上に目を引く生徒がいた。後方窓際に座る生徒2人は左で頬杖をつき徐に雑談で行われている遺影RTAに夢中になっている。また、一人は右手で時報のための時計を準備してもう一人は足を組んで左足のみでカウントゲームをしている。 | ||
「えーとtakadenさんとerikさん、君はそんなに私の授業が退屈かね?」 | 「えーとtakadenさんとerikさん、君はそんなに私の授業が退屈かね?」 | ||
takadenはこちらを一切見ずに答えた。 | takadenはこちらを一切見ずに答えた。 | ||
「先生の授業は退屈ですよ。エンパの投擲のコツなんて何でいろんな角度から見る必要があるんですか。」 | 「先生の授業は退屈ですよ。エンパの投擲のコツなんて何でいろんな角度から見る必要があるんですか。」 | ||
mokuはモデレーター相手に怒りを覚えてしまったことを非常に情けなく思った。個性を重んじる教育、一人一人が自分らしさを発揮できるような教育者になりたいという自信の教育者としての野望は、実は薄っぺらい理想のような気がしてしまった。しかし、まだ教育者の卵であるので態度に出さないようにすれば、後にこの様な生徒に対しても本気でそれが個性であると思えるようになれば、私はまだ教育者としてあり続けられるだろう、そのように考えなるべく優しく諭すように言った。 | mokuはモデレーター相手に怒りを覚えてしまったことを非常に情けなく思った。個性を重んじる教育、一人一人が自分らしさを発揮できるような教育者になりたいという自信の教育者としての野望は、実は薄っぺらい理想のような気がしてしまった。しかし、まだ教育者の卵であるので態度に出さないようにすれば、後にこの様な生徒に対しても本気でそれが個性であると思えるようになれば、私はまだ教育者としてあり続けられるだろう、そのように考えなるべく優しく諭すように言った。 | ||
「そんなに気になるのならカウントゲームからでも飛び降りて参加してきなさい。」 | 「そんなに気になるのならカウントゲームからでも飛び降りて参加してきなさい。」 | ||
少し嫌味を含んだ言い方になってしまったことを後ろめたく思う暇もなく、takadenとerikは動いた。 | 少し嫌味を含んだ言い方になってしまったことを後ろめたく思う暇もなく、takadenとerikは動いた。 | ||
「「ありがとうございまーす。」」 | 「「ありがとうございまーす。」」 | ||
その瞬間、本当にカウントゲームから飛び降りてしまった。 | その瞬間、本当にカウントゲームから飛び降りてしまった。 | ||
何が起きたのか理解できず、慌てて監査ログを見た。時が止まったかのような静けさに違和感を感じたが、中指を突き立て元気に遺影RTAをしている様子に全てがどうでもよくなった。 | 何が起きたのか理解できず、慌てて監査ログを見た。時が止まったかのような静けさに違和感を感じたが、中指を突き立て元気に遺影RTAをしている様子に全てがどうでもよくなった。 | ||
「それでは正面から私がエンダーパールを投擲するのをよく見ておいてください。」自身の内なる修羅が呼び起こされているのを感じながら、どこぞのお笑い芸人のように、どう猛なライオンのように、そして地獄の番人のような形相で勢いよくエンパを投げ、そして言った。 | 「それでは正面から私がエンダーパールを投擲するのをよく見ておいてください。」自身の内なる修羅が呼び起こされているのを感じながら、どこぞのお笑い芸人のように、どう猛なライオンのように、そして地獄の番人のような形相で勢いよくエンパを投げ、そして言った。 | ||
「IEI!!!!!!!!!」</poem> | |||
== 補足 == | |||
バーバパパ様の「ウ”ィ”エ”」という動画の概要欄にあるポエムにごろ鯖の要素を入れて改変した文章である。 | |||
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[[カテゴリ:名文・怪文]] | [[カテゴリ:名文・怪文]] |
2024年6月1日 (土) 23:40時点における最新版
2024年3月12日17時00分、つぶやきに利用者:アーイーによって送信された。
「エンダーパールは卵を投げる感じで投擲します。正面と横方から私が投擲するのをよく見ておいてください。」
moku21はエンパ死学初日ということで張り切っていたが、いきなり出鼻を挫かれてしまった。
最前列で堂々と凍っている生徒がいて解凍をしようとしたがそれ以上に目を引く生徒がいた。後方窓際に座る生徒2人は左で頬杖をつき徐に雑談で行われている遺影RTAに夢中になっている。また、一人は右手で時報のための時計を準備してもう一人は足を組んで左足のみでカウントゲームをしている。
「えーとtakadenさんとerikさん、君はそんなに私の授業が退屈かね?」
takadenはこちらを一切見ずに答えた。
「先生の授業は退屈ですよ。エンパの投擲のコツなんて何でいろんな角度から見る必要があるんですか。」
mokuはモデレーター相手に怒りを覚えてしまったことを非常に情けなく思った。個性を重んじる教育、一人一人が自分らしさを発揮できるような教育者になりたいという自信の教育者としての野望は、実は薄っぺらい理想のような気がしてしまった。しかし、まだ教育者の卵であるので態度に出さないようにすれば、後にこの様な生徒に対しても本気でそれが個性であると思えるようになれば、私はまだ教育者としてあり続けられるだろう、そのように考えなるべく優しく諭すように言った。
「そんなに気になるのならカウントゲームからでも飛び降りて参加してきなさい。」
少し嫌味を含んだ言い方になってしまったことを後ろめたく思う暇もなく、takadenとerikは動いた。
「「ありがとうございまーす。」」
その瞬間、本当にカウントゲームから飛び降りてしまった。
何が起きたのか理解できず、慌てて監査ログを見た。時が止まったかのような静けさに違和感を感じたが、中指を突き立て元気に遺影RTAをしている様子に全てがどうでもよくなった。
「それでは正面から私がエンダーパールを投擲するのをよく見ておいてください。」自身の内なる修羅が呼び起こされているのを感じながら、どこぞのお笑い芸人のように、どう猛なライオンのように、そして地獄の番人のような形相で勢いよくエンパを投げ、そして言った。
「IEI!!!!!!!!!」
補足
バーバパパ様の「ウ”ィ”エ”」という動画の概要欄にあるポエムにごろ鯖の要素を入れて改変した文章である。